お宅訪問

Interview 10

家具を愛おしむ家。

祖母から受け継いだ思い出の地で愛着のある家具とともに暮らす家

長年親しんだ福岡から熊本に居を移して6年。
伸びやかな環境で子育てをしたいと願い、
祖母の思い出の詰まった場所に新居を構えた。
四季を感じる中庭空間や愛着のある家具が
Iさん一家のかけがえのない時間を紡ぐ…

祖母の温かい記憶を未来へ繋げる夫婦の決断

6年前、福岡から奥さまの地元である水俣市に引っ越してきたと言うIさんご夫妻。「結婚して仕事と育児の両立や、子育て環境を考える機会が増えました。そんな時、私の祖母が他界して10年以上そのままになっていたこの場所のことが頭に浮かんできたんです」と奥さま。「ここは祖母が長年お店を営んでいた土地。さまざまな人が代わる代わる訪れては言葉を交わして行き、たくさんの人に親しまれていました。その光景が幼心に印象に残っています」と振り返る。「熊本で新居を建てる計画は、僕たち夫婦のライフスタイルやこれから増える家族の存在を思い描いてのものでしたが、この場所の存在も大きかったですね」とご主人は話す。

元々、釣りや料理、インテリアなど多趣味なご主人。家を建ててからさらに趣味が増えたとか。「ランニングが日課になりました。子どもたちとも川沿いを毎週末、散歩します。気が向いたら釣竿一本持って出かけられるところもとても気に入っています」と笑う。大好きな祖母も見つめてきた景色の中でIさん一家の新たな日々が始まった。

いびつな形の土地の中に要望以上の住み心地

設計の段階でリクエストしたのは、手持ちの家具を活かすこと。そして福岡で暮らしていたころから一緒にいるミニチュアダックスのレオくんが遊ぶことのできるスペースや和室、家族の動きを感じられる空間、2台分の駐車場の確保など。「要望は少なくなかったはずですが、いびつな形をした敷地の中には私たちの要望がすべて盛り込まれていて、設計力の高さに驚きました」とご主人。「この場所の眺望まで見事に生かされていて感動しました」と奥さまもうれしそう。「プライベート空間と開放感を両立した構成は、さすがですね。SORAデザインのさりげない配慮には、住んでみて改めて感動することも多いです。たとえば玄関は外からは見えないけれど、車から距離は感じない絶妙な配置。これもすごく助かっています」とご主人が話すとふたりの顔に笑顔が広がった。

愛着のある大切な家具に刻まれた思い出

互いに働いていた福岡で出合ったというIさんご夫妻。休日には、大好きなインテリアショップ巡りをしていたとか。新居にある家具は、その当時に購入した思い入れの深いものばかりだと言う。中でも一番のお気に入りはダイニングテーブル。「二人掛けなので、そろそろ手狭になってきたのですが、どうしてもこの質感が好きで手放せなくて…」と愛おしそうに見つめる奥さま。「それぞれ買った場所は違うけれど、買った店やメーカー、作られた時代やその時交わした会話も不思議と覚えています」とご主人。I邸の家具の記憶は、ふたりの思い出とともにある。

施主と施工会社の関係を越えた信頼関係

[SORAデザイン]に依頼したきっかけを尋ねた。「雑誌で見かけて問い合わせをしたんです。一度会社でお話を聞いてからは、同社の完成見学会にしか足を運ばなくなりました。日常の生活感を魅力に変えてくれる設計や施工技術の高さ、担当の田崎さんの人柄も好きでした」と信頼を寄せるご主人。「話を聞く内に繊細な気配りのできる方だと言うことが伝わってきて。家づくりの過程でも正直な意見を言ってくれて随分助かったんです」と続ける。Iさんご夫妻と[SORAデザイン]の間には、家族のような穏やかな空気感が漂う。

大切にしているものは家を建てた後のこと

「SORAデザインは完成したばかりの見学会だけでなく、入居後、数年経った施主のオープンハウスもあるんです。施主さんの日常の中で、直接お話しを聞けたのは参考になりました!」と奥さま。「家事や仕事、子育てにと忙しい中、見学会を開くことは満足な家づくりや丁寧なアフターフォローなしにはあり得ないはず。会社と施主との良い関係が続いている証でしょ?」とも。注文設計で自由な形の家を提案する同社は、引き渡し後も家事や収納のコツやインテリアまで、〝住みこなし〟についてのアドバイスにも積極的だ。[SORAデザイン]の〝大切にしているもの〟が、施主との関係に透けて見えた瞬間だった。

水俣の家 I House   soramado
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