お宅訪問

Interview 20

宇城市在住/Sさんのお住まい

自由につくり自由に住まう、私たちだけの平屋の形。

ピアノを弾くのが大好きなご夫婦と、4歳の長男、2歳の長女の4人の住まい。
音楽を愛情で溢れる一棟の平屋を訪ねた。

「いいね」がきっかけで運命的に出会った温かな住宅会社

玄関から足を進めると目に留まる、レッドシダー張りの天井に包まれた、ジェットブラックのキッチン。壁には世界のビール瓶がずらり。「夫が海外旅行の思い出を飾る棚が欲しいと希望して。キッチンも夫が選んだので、台所掃除は夫の担当なんですよ」と奥さま。ここだけを見ても、[SORAデザイン]と作ったこの家に、一家の“好き”が詰め込まれているとよくわかる。

悩みに悩んで一緒に建てた家だから、毎日が、こんなにも愛おしくて楽しい。

ご主人の転勤が落ち着いた3年前、「平屋を建てたい」と住宅会社を探し始めた夫婦。「でも、どこも“よくある”間取りやデザインで、ピンと来なかった」というご主人。[SORAデザイン]を知ったきっかけは、妹さんがSNSで同社に付けていた“いいね”だった。「施工例の写真でデザイン性の高さに惹かれたのですが、妻は『聞いたことのない会社…』と引き気味。なので、展示場巡りついでに事務所に寄ってみたんです」。

同社の社長が対応したが、全く営業っ気のない気さくさに驚かれたそう。「初対面なのに昔からの友人のように話し込んでしまって(笑)。その後、下の子の出産もあって時間が空いたのですが、どうしてもSORAさんの家とスタッフさんの温かさが忘れられず、事務所やOBさん宅を何度も訪れました」と奥さま。見学会で見る[SORAデザイン]の家は、一棟一棟が全く違って、思いやこだわりやアイデアに溢れていて、夫婦は夢中になった。「うちはここを取り入れよう、ここはこうしよう、と、次々に希望が湧いてきました」とご主人。夫婦の平屋への夢に欠かせないパーツとして、いつしか[SORAデザイン]が組み込まれていた。

聞かれたのは、「何部屋ほしい」ではなく「どう暮らしたい?」ということ

S邸はL字型の平屋だ。LDKの奥の戸を開くと水廻り、さらにその奥を開くと寝室や子ども部屋…。音楽がきっかけで知り合ったという夫婦の象徴・ピアノもある。戸を開く度に新しい空間が現れるワクワク感がたまらない。大窓の外に広がるウッドデッキは、気候のいいときは元気な子どもたちの遊び場に。ランドリーからちょくで出られるので、洗濯物干しも楽々。「本当に自由につくってもらったんですよ、この家」とご主人も満足げだ。

この家で、家族はいつも自然体。だって、家族のカタチに合わせて描いた家だから。

家づくりの打ち合わせでまず聞かれたのは、間取りについてではなく、「この家で何をしたい? どう住みたい?」ということだったそう。「キッチンから家中の気配を感じたい、ウッドデッキでのびのび遊ばせたい、モノが少ない片付く家にしたい、ピアノの部屋を作りたい、家事も楽に…」。本当にいろんな希望を伝えた、その結果描かれたのが、このL字の平屋だった。「私たちでは思いもつかない自由な発想で希望を叶えてくれて。家具家電選びまでアドバイスしてくれたし、打ち合わせついでにランチも楽しみました。何でもお願いできて、納得いくまで悩めて、予算は守ってくれて…。アフターフォローもすぐに来てくれるので、建てた後もずっと“温かい”んです」と奥さま。実は、間もなく3人目のおこさんを出産予定。「子ども部屋の分け方に悩みます」と微笑むが、どんなライフスタイルの変化にも応えられる、そんな自由さと包容力を、この家からは感じる。

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くまもとの家と暮らし 01
宇城市不知火の家 S House
地鎮祭からお引渡しまでをレポート
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